2012年8月16日木曜日

ゲーム基盤のモバイル/ソーシャル化と広報


ゲームはこれまでゲーム機で利用するのが通例であったが、ゲームはソーシャル化することにより、よりリアリティを増し、利用されることになる。また、通常の生活の時間でゲームをすることは、生活の厳しさから困難となっており、移動時間中にゲームをするモバイルプラットホームでの利用が増えることとなる。

また、ゲーム業界からすれば、新作を出し続けずに利用課金が可能なモバイルプラットホームは、新作を出し続けなくては安定的経営が困難となる状況を打開するためにも、重要性が増している。

ゲームソフト各社は、安定的基盤をソーシャルゲームに求めている。
http://gamebiz.jp/?p=72058

今後とも、モバイルプラットホームでのソーシャル化への投資は進むとともに、他の商品の販売促進のためのゲーミフィケーションと合わせ、新たな次元に入って行くだろう。

もちろん、ゲームに限らず、ユーザの獲得を進める企業は、ポイント制度を含め、オンラインでのソーシャルゲーミング要素を取り入れることが有効であり、活動として不可欠となる。

今後広報の世界では、ソーシャルゲーミング、ネットワークを通じたユーザとの対話の要素をもったプラットホームを持つ企業がユーザを集め、それら基盤を提供する企業がこの分野にロックインすることとなる。またこれら基盤活用のノウハウを持つ企業・組織・個人が求められることとなる。

Facebookの広告等の有効性が疑問視される場合もあるが、それは広告そのものにソーシャルゲーミング要素がなく、広告設計が旧態依然としたままであったためであろう。

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